聴講レポート: ノンコーディングで業務アプリ開発!「PowerApps」と「Microsoft Flow」とは #MSInteract18 #T13
PwoerApps とは
背景: IT担当が開発するアプリは需要よりも5倍遅い
- 課題
- Dynamics 365 のゆなパッケージソフトを導入することが一番早い
- 提供されているアプリは全ての要素を満たしていない
- 場合によっては必要なアプリが存在しない
- ソリューション
- ノンコーディング
- ローコーディング
- メリット
- 最小限の学習時間
- IT の負荷を減らす (非開発者でも携わることができる)
- システム間の連携の手間を減らす
- 短い開発期間
- 経費削減
- ビジネスアプリケーションプラットフォーム
- PowerBI
- PowerApps
- Microsoft Flow
- コンセプト
- クラウド ファースト
- 統一されたデータ
- シームレスに連携 (Common Data Service)
- マルチ デバイス (Xamarin よりも簡単に)
- 集中管理 (Active Directory / Azure AD との連携)
- 「制限のない」開発
- こうならないように
- 結局、サードパーティのパッケージを買わないと…
- 結局、最後はゴリゴリとコードを書かないとできない
- こうならないように
- 非開発者が開発
- アプリ画面: PowerApps
- システム連携: Microsoft Flow
- データの保管先: Common Dta Service
- IT担当/開発者が開発/運用
- 外部システム API/DB
- 社内システム API/DB
PowerApps の特徴
-
キャンバスに描くようなアプリ開発
- 200 種類のコネクター
- オンプレミスデータゲートウェイを利用することでオンプレミスのシステムにもアクセス可能
- コネクターは様々なアプリケーションをサポート
- Kintone や Salesforce は競合だけサポート
-
Swagger / Postman をカスタムコネクターにもできる
-
複数のデータ ソースを1つのアプリで
- 例: 出張したい!
- これらを一つの画面から提供
- 案件情報
- 乗り換え案内
- Outlook 予定表
- 承認プロセス
- 経費システム
- これらを一つの画面から提供
- 連携プラットフォーム
- Tableau みたいな他の BI ツールは可視化できてもその先のアクションがない
- PowerApps、PowerBI、Microsoft Flow で相互に連携できる
- Excel もできるようになるぞ!
- Microsoft Flow → Logic Apps への変換もできる
- 最初は Microsoft Flow で作って、あとで複雑になったら Logic Apps にできる
- ワークフローと業務プロセスの自動化
- Trigger/Action ではなく、業務プロセス(承認とか)も反映できる
- コミュニティープランなら無料
- http://aka.ms/powerapps-jp-free
Demo #1
-
実際にマイクロソフトで使ってるやつ
- 会議室予約
- 日付と時間を入れたら会議室の一覧が出てくる
- 会議室を選択して OK ボタンを押すと、簡単に会議室予約
- 従業員検索
- 名前で検索
- その人が所属しているチームのメンバー(上司/部下)が表示
- プロフィール画面からそのままメールや電話も可能
Demo #2
- 参考情報
- 初心者向けのウェビナー: 備品管理、初心者向け
- http://aka.ms/powerapps180614
- de:code 2018 のセッション YouTube: IT担当と非開発者が連携して経費清算システムを作成
- http://aka.s/powerapps-decode18
- 初心者向けのウェビナー: 備品管理、初心者向け
-
今日は応用編!
- 某会社さんの車のモデルや色を選んで紹介動画や製品情報などが見れるやつ
- お客様の顔写真を撮影して年齢や性別の文責を Cognitive に投げたり
- どんな店舗でどんな車種の情報を見てるか、とかもリアルタイムでテレメトリーで見れる
ロード画面の作り方
- Common Data Service
- エンティティ(テーブル)をクリックだけで作れる
- SQL は不要
- もちろん Excel のインポート/エクスポート/更新もサポート
- エンティティ(テーブル)をクリックだけで作れる
- データソース
- Office365 連携
- Graph API とかよく分からなくても大丈夫
- Office365 連携
- ロード画面
- データソースを読み込む前後に ShowLoading フラグ立てる処理を入れておく
- ぐるぐる回る画像
- Visible を ShowLoading フラグにしておく
ギャラリー機能の応用
- エンティティの列に色を入れておいて、それをオブジェクトから参照する
- 対応する画像とかも入れておけば、クリックしたら画像を表示とかできる
- ギャラリーをクリックしたときに別のギャラリーを表示する、みたいなことをやると簡単にビジュアルの映える breadcrumb メニューが作れる
スライダー機能の追う湯
- 画像を36枚用意して非表示なスライダーを作り、スライダーの値と画像を応用することで360度ビューに
- スライダーの選択箇所を大きくしておくとマウスで適当にドラッグするといい感じに
Power BI 連携
- Azure Event Hub 経由で Power BI にデータを送る Microsoft Flow を作っておいて、アクションに割り当てる
Cognitive 連携
- [メディア] - [カメラ] で、互換性とか気にすることなくカメラ機能が使える
お知らせ
- Facebook コミュニティ
- http://aka.ms/powerappsjp-fb